水のトラブルで緊急対応が必要になるのは「水が止まらない」という事態です。放置すれば水が無駄に流れていくばかりですから、まずはそのトラブルに気が付くことが必要です。たとえ流れている水量がたいしたことないとしても、それが毎日、毎月重なることで水道料金にはねかえって来るのは間違いありません。水道局から注意喚起されることもありますが、それは多くの場合、二カ月程度水が無駄に流された後のことです。

しかし仮に自分で水が漏れていることに気がついたとしても、それを止めるのはまた一苦労です。まず水漏れの原因を確認しなければなりませんが、すぐに見つけられない場合もあるでしょう。そもそも見える場所に水漏れの原因があるとは限らないのです。流れ出す水がそのまま排水口に流れてくれているのであれば、とりあえず「水が無駄になること」以外は問題ないのですが、水漏れが起きていることに気が付くというシチュエーションとは、大抵の場合その水が何かの原因で溢れている場合が多いといえます。
そうしたトラブルの場合のんびり原因追究している時間はありません。まずはタオルなどをかき集めて溢れる水をなんとかしなければなりません。時間をかければそれだけ被害が拡大するわけですから、迅速な対応が求められるのです。

水まわりのトラブルは、多くの場合わたしたち一般人には対処が困難であることがほとんどでしょう。また、簡単に対処ができそうな場合でも、あとからもっとひどい被害を引き起こさないためにも、一度専門業者さんに点検してもらう必要があります。緊急事態であればなおのこと、業者さんが来るまでの応急対処が必要になるのです。
水が止まらない場合の応急対応は、「被害を拡大させないこと」と「大元の水を止めること」がポイントです。前者はとにかくタオルなどで水が床下などにしみ込むことを防ぐべきでしょう。後者については止水弁などで水を止めてしまう方法があります。

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